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熱気
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ねつけ
ふりがな文庫
“
熱気
(
ねつけ
)” の例文
旧字:
熱氣
そういう時、自分の身なりの見すぼらしさや、ちょこちょこと動く自分の姿の下劣な浅ましさを考えただけで、わたしは心臓に痙攣的な痛みを覚え、背中に
熱気
(
ねつけ
)
を感じるのであった。
地下生活者の手記
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
路の二丁も担いで来ると、雪を欺く霜の朝でも、汗が満身に流れる。鼻息は
暴風
(
あらし
)
の如く、心臓は早鐘をたゝく様に、
脊髄
(
せきずい
)
から後頭部にかけ
強直症
(
きょうちょくしょう
)
にかゝった様に一種異様の
熱気
(
ねつけ
)
がさす。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“熱気”の意味
《名詞》
熱気(ねっき)
高温の気体。
暑さ。暑気。
奮い立った意気込み。興奮して高まった気配。
病気による発熱。ねつけ。
(出典:Wiktionary)
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“熱”で始まる語句
熱
熱心
熱海
熱燗
熱湯
熱田
熱情
熱鬧
熱病
熱火