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熟達
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じゅくたつ
ふりがな文庫
“
熟達
(
じゅくたつ
)” の例文
一同の遠征はけっしてむだでなかった、かれらは酒の原料や、茶の木を発見し、ヴィクンヤおよびラマを生けどり、飛び
弾
(
だま
)
の使用法に
熟達
(
じゅくたつ
)
した。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
けれど今から思うと、横浜の学校からこの方、私はろくに筆や紙や鉛筆を与えられたことがない上に、ろくに学校に通いもしなかったお陰で、そんなものの
熟達
(
じゅくたつ
)
するひまがなかったのだ。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
技
(
ぎ
)
熟達
(
じゅくたつ
)
、とうとう孫六遺愛の
鑢
(
やすり
)
を手がけようとして箱をひらいたのが
関
(
せき
)
正統
(
せいとう
)
の得印家に生まれて、何世かの兼光を名乗る、この子恋の森陰一軒家のあるじ、火事装束五梃駕籠の首領の老士であった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
彼の理念は、そんな粗雑な構成の
熟達
(
じゅくたつ
)
で甘んじられなかった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“熟達”の意味
《名詞》
熟練して上達すること。
(出典:Wiktionary)
熟
常用漢字
小6
部首:⽕
15画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“熟”で始まる語句
熟
熟々
熟睡
熟視
熟柿
熟練
熟〻
熟慮
熟知
熟考