“熊造”の読み方と例文
読み方割合
くまぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家主の名は熊造くまぞうといった。固ぶとりに肥った小がらなからだつきで、ひげだらけの顔にするどい眼つきをしているが、近所じゅうへ響くようなこえで日和のあいさつなどをする男だった。
日本婦道記:箭竹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)