“煩擾”の読み方と例文
読み方割合
はんじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開拓ノコトよろシク漸ヲもっテソノ成功ヲ責メ、官吏ヲ減ジ、煩擾はんじょうヲハブキ、仁政ヲ施シ、人心ヲ安ンジ、賦税ヲ軽クスルニアリ。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
その上流は今や石炭採掘地として煩擾はんじょうを極めているが、中世にあってはおそらくは幽寂無人の境で、一種の巫覡ふげきは質朴な地方武人の嘱を受けて、かかる山中にその術を行ったものであろう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)