“焼込”の読み方と例文
読み方割合
やけこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学円 谷の姫百合も緋色ひいろに咲けば、何もそれに不思議はない。が、この通り、山ばかり、かさなかさなる、あの、いただきを思うにつけて、……夕焼雲が、めらめらといわお焼込やけこむようにも見える。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)