無駄費むだづか)” の例文
公休日というものも設けず、毎日せっせと精出したから、無駄費むだづかいもないままに、勢いまる一方だった。柳吉は毎日郵便局へ行った。体のえらい商売だから、柳吉はつかれると酒で元気をつけた。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
成るべく敵の砲弾を無駄費むだづかひさせるやうな事をたくらむ。