“無縁塚”の読み方と例文
読み方割合
むえんづか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
失敗、疲労、痛恨——僕一生の努力も、心になぐさめ得ないから、古寺の無縁塚むえんづかをあばくようであろう。ただその朽ちて行くにおいが生命だ。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
開基かいき了誉上人りょうよしょうにん始祖しそ家康いえやすの生母がここに葬られているために、寺領六百石を領して、開山堂、弁財天祠べんざいてんし外久蔵主稲荷たくぞうぬしいなり常念仏堂じょうねんぶつどう経堂きょうどう無縁塚むえんづか坊舎ぼうしゃが三カ寺、所北寮しょけのりょうが百軒