“無縁畳”の読み方と例文
読み方割合
へりなしだたみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山下道やましたみちを川に沿うてさかのぼること四五丁余、細い煙突から白い煙を立てゝ居る木羽葺こっぱぶきのきたない家に来た。神居古潭の鉱泉宿である。取りあえず裏二階の無縁畳へりなしだたみの一室に導かれた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)