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炭酸
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たんさん
ふりがな文庫
“
炭酸
(
たんさん
)” の例文
(彼はそれから
半年
(
はんとし
)
ほど
後
(
のち
)
、
天然痘
(
てんねんとう
)
に
罹
(
かか
)
って死んでしまった。)僕等は明るい
瑠璃燈
(
るりとう
)
の
下
(
した
)
にウヰスキイ
炭酸
(
たんさん
)
を前にしたまま、左右のテエブルに
群
(
むらが
)
った
大勢
(
おおぜい
)
の
男女
(
なんにょ
)
を眺めていた。
彼 第二
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一度息をするたびに、酸素がへって、
炭酸
(
たんさん
)
ガスがふえてくるのです。それを思うと小林君は、気が気ではありません。いまに、鉄のかんおけの中は、炭酸ガスばかりになって、死んでしまうのです。
妖人ゴング
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
彼はウヰスキイ
炭酸
(
たんさん
)
を
一口
(
ひとくち
)
飲み、もう一度ふだんの彼自身に返った。
彼 第二
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“炭酸”の意味
《名詞》
炭酸(たんさん)
炭酸ガスが水に溶解したときその溶液の中に生じる弱い酸。
炭酸水、炭酸飲料などの略。
(出典:Wiktionary)
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
酸
常用漢字
小5
部首:⾣
14画
“炭酸”で始まる語句
炭酸瓦斯
炭酸曹達
炭酸水
炭酸紙
炭酸瓦斯麺麭会社