“炭酸曹達”の読み方と例文
読み方割合
たんさんそうだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大きなさじへ十杯に焼粉やきこがなければ炭酸曹達たんさんそうだを今の匙へ半分ほど入れてよく混ぜておいて別に大匙五杯の砂糖を
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
食品屋に売っているよ。焼粉がなければ炭酸曹達たんさんそうだ酒石酸しゅせきさんを交ぜて焼粉の代りにしてもいい。この粉とカステラ鍋と菓子型さえあれば大概な西洋菓子は出来る。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
どんな頑固なシャックリでも酒石酸しゅせきさん炭酸曹達たんさんそうだがあれば直ぐ癒る。しかし沸騰酸ふっとうさんのようにして一緒に飲んではいかん。先ず酒石酸を二グラム以内即ち五分ばかりオブラートへ包んで先へ飲むのだ。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)