濫訳らんやく)” の例文
そこで料理人は転手古舞てんてこまいで、材料の吟味はもとより、ろくろく庖丁ほうちょうも研ぐひまがないという景気になる。つまり濫訳らんやくの弊が生じるわけだ。もっともこれは、何も飜訳文芸に限った話ではない。
翻訳のむずかしさ (新字新仮名) / 神西清(著)