“激潮”の読み方と例文
読み方割合
げきちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二剣、その所をべつにしたが最後、波瀾はらん激潮げきちょうを生み、腥風せいふうは血雨を降らすとの言い伝えが、まさにしんをなしたのである。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
けれど、時代の激潮げきちょうからこれをいえば、単なるお人よしとよぶだけではすまない愚者といわれても仕方がない。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)