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潜望鏡
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ペリスコープ
ふりがな文庫
“
潜望鏡
(
ペリスコープ
)” の例文
そこで、ふたたび浮揚し
潜望鏡
(
ペリスコープ
)
を出してみると、残陽を浴び、帆を燃え立たせた漁船の群が、一隻の汽船を中心に、網を入れつつある。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ぬっと
潜望鏡
(
ペリスコープ
)
の頭をつき出すと、すぐ眼の前に『アマゾン』の大きな図体が、にゅうとあらわれた。
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
それから、艇を水面下十
米
(
メートル
)
の位置に置き、静かに
潜望鏡
(
ペリスコープ
)
を出して、四囲の形勢をうかがった。しかし、海上は波高く、展望はきかなかった。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
わが潜水艦は、
潜望鏡
(
ペリスコープ
)
だけを出して、こっそりと近づいて行くのだ。
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
ある船は、海面に
潜望鏡
(
ペリスコープ
)
を見たといい、また、覗いてすぐに姿を消したという船もあった。しかし本船は、この一夜で航程を終ろうとしていた。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“潜望鏡”の解説
潜望鏡(せんぼうきょう)は、反射鏡などを利用して視点の位置を変える光学装置のことである。ペリスコープ(periscope)とも呼ばれる。反射鏡ないしプリズムを2回使って光路を折り曲げる他、レンズにより望遠鏡の機能も持たせたものが一般的である。正立望遠鏡は一般に全長が長くなるのが欠点だが、潜望鏡ではむしろそれを利用でき、また機能上も正立像が必要であるので、光学系に正立望遠鏡を使ったものが多い。
(出典:Wikipedia)
潜
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
“潜”で始まる語句
潜
潜戸
潜門
潜伏
潜水夫
潜々
潜行
潜入
潜然
潜込