トップ
>
漫然
>
ぶらり
ふりがな文庫
“
漫然
(
ぶらり
)” の例文
お糸さんを一足先へ
還
(
かえ
)
し、私一人
後
(
あと
)
から
漫然
(
ぶらり
)
と下宿へ帰ったのは、
夜
(
よ
)
の
彼此
(
かれこれ
)
十二時近くであったろう。もう雨戸を引寄せて、入口の
大
(
おお
)
ランプも消してあった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
自己の暗い過去の影から
逐
(
お
)
われて
自棄
(
やけ
)
で飛込んで来るのもあるが、多くは学生、店員、職工の中途半端の者や、地方の都会農村から成功を夢みて
漫然
(
ぶらり
)
と大都会へ迷い出た者が、大部分だから
監獄部屋
(新字新仮名)
/
羽志主水
(著)
“漫然”の意味
《名詞》
漫然(まんぜん)
とりとめのないこと。また、そのようなさま。
ぼんやりしていて注意力が足りないこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
漫
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“漫”で始まる語句
漫
漫々
漫歩
漫罵
漫画
漫遊
漫火
漫語
漫筆
漫遊中