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演繹的
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えんえきてき
ふりがな文庫
“
演繹的
(
えんえきてき
)” の例文
かつてある学者の
言
(
げん
)
に男子の
脳髄
(
のうずい
)
は
帰納的
(
きのうてき
)
なるも、女子は
演繹的
(
えんえきてき
)
なりとあったが、女子は感情が
勝
(
まさ
)
っているから冷静に事物に接することが
難
(
かた
)
い。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
彼の史論が往々にして
演繹的
(
えんえきてき
)
にして
帰納的
(
きなふてき
)
ならざるものあるは(たとへば日本開化小史、上古史の如き)之が為めなり。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
科学者が既知の方則を材料として
演繹的
(
えんえきてき
)
にこのような実験を行って一つの新しい原理などを構成すると同様に
津田青楓君の画と南画の芸術的価値
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
(まとまりのある詩すなわち文芸上の哲学は、
演繹的
(
えんえきてき
)
には小説となり、
帰納的
(
きのうてき
)
には戯曲となる。詩とそれらとの関係は、日々の
帳尻
(
ちょうじり
)
と月末もしくは年末決算との関係である。)
弓町より
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
演繹的
(
えんえきてき
)
に彼の生涯および教訓を説明するという態度でなく、かえって反対に、イエスの生涯に現われたる彼の人格の愛と真実とを見て、彼を神の子なりと信ぜしめるのがマルコ伝の目的である。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
演
常用漢字
小5
部首:⽔
14画
繹
漢検1級
部首:⽷
19画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“演繹”で始まる語句
演繹
演繹法
演繹式