漆粕うるしかす)” の例文
なつめなどを塗らせるため、折々、おとなううちに、いつも見馴れない男が、漆粕うるしかすしたり、木地の下拭したぶきをしたりしています。仕事の手すじはなかなかよい。気もねれているし、人なつこい男。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)