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滑脱
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かつだつ
ふりがな文庫
“
滑脱
(
かつだつ
)” の例文
「いや、僕こそ。」と外交官の
甥
(
おい
)
はさすがに円転
滑脱
(
かつだつ
)
である。「あの晩は酔いすぎて、僕はたいへんいけませんでした。あとで、僕は藤野先生に叱られました。」
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
実は寒月君の事だけ聞いて復命さえすればいいつもりで、御嬢さんの意向までは確かめて来なかったのである。従って円転
滑脱
(
かつだつ
)
の鈴木君もちょっと
狼狽
(
ろうばい
)
の気味に見える。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寧子はそう思いながら、良人の円転
滑脱
(
かつだつ
)
な酒席ぶりを、見ない振りして眺めていた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
滑
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“滑”で始まる語句
滑
滑稽
滑川
滑々
滑車
滑石
滑稽味
滑走
滑稽本
滑稽談