“満信”の読み方と例文
読み方割合
みつのぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城代家老の満信みつのぶ文左衛門は温厚な徳人である。思慮綿密、喜怒を色に表わさず、かつて人をしかったことなく、声をあげて笑わず、沈着寛容、常に春風駘蕩たいとうといった人格であった。
思い違い物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)