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湯坐
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ユヱ
ふりがな文庫
“
湯坐
(
ユヱ
)” の例文
どうしても、禊ぎの介添へたる
湯坐
(
ユヱ
)
の巫女と、巫女の父なる大忌人との上に今一つ、此物語では、巫女の陰に没してゐる幼神があつたに相違ないのだ。
唱導文芸序説
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
だが早くから、職業は変化して、
湯坐
(
ユヱ
)
・湯母・
乳母
(
チオモ
)
・
飯嚼
(
イヒガミ
)
のほかのものと考えられていた。でも、乳部と宛てたのを見ても、乳母関係の名なることは察しられる。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
大
湯坐
(
ユヱ
)
・若
湯坐
(
ユヱ
)
定め(御母を取り……湯坐に定めてと訓む方が正しいであらう。又、取御母を
養護御母
(
トリミオモ
)
の様に訓んで、……に——としての義——大湯坐……を定めてとも訓める)
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
大
湯坐
(
ユヱ
)
・若
湯坐
(
ユヱ
)
定め(御母を取り……湯坐に定めてと
訓
(
よ
)
む方が正しいであろう。また、取御母を
養護御母
(
トリミオモ
)
のように訓んで、……に——としての義——大湯坐……を定めてとも訓める)
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
数多かつた壬生部の氏々・村々も、段々村の旧事を忘れて行つて、
御封
(
ミブ
)
といふ字音に結びついて了うた。だが早くから、職業は変化して、
湯坐
(
ユヱ
)
・湯母・
乳母
(
チオモ
)
・
飯嚼
(
イヒガミ
)
の外のものと考へられてゐた。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“湯”で始まる語句
湯
湯槽
湯気
湯呑
湯女
湯屋
湯治
湯殿
湯沸
湯浴