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湧出
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わきいづ
ふりがな文庫
“
湧出
(
わきいづ
)” の例文
余は昨夜も例の如く街に
灯
(
ひ
)
の見ゆるや否や、
直
(
たゞち
)
に家を出で、人多く
集
(
あつま
)
り音楽
湧出
(
わきいづ
)
るあたりに晩餐を食して
後
(
のち
)
、とある劇場に入り候。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
雪枝
(
ゆきえ
)
は
身
(
み
)
を
絞
(
しぼ
)
つて
湧出
(
わきいづ
)
るやうに、
熱
(
あつ
)
い、
柔
(
やはらか
)
い
涙
(
なみだ
)
が
流
(
なが
)
れた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その
度
(
たび
)
ごとにその響の
湧出
(
わきいづ
)
る森の影は暗くなり低い市中の燈火は次第に光を増して来ると車馬の声は嵐のようにかえって高く、やがて鐘の音の最後の余韻を消してしまった。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“湧出”の意味
《名詞》
湧き出ること。
(出典:Wiktionary)
“湧出(
湧出量
)”の解説
湧出量(ゆうしゅつりょう)とは、何らかの液体や気体が地中から湧き出る量を指す言葉。地下水、温泉、原油、天然ガスなどに用いられる。
(出典:Wikipedia)
湧
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“湧出”で始まる語句
湧出量