“温蒸”の読み方と例文
読み方割合
うんじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにおそろしく広いくりやの土間や板の間には、まだ昨夜の闇と蚊うなりもそのまま残されているので、夏の朝の何ともいえない温蒸うんじょうがむっと顔のあぶらを撫でるのであった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)