“渡瀬(わたせ)” の例文
家へ帰って書斎へ入ると、彼は半病人のような体の疲れと衰えを感じて、何はともあれ床をのべさせて横たわると同時に、女中に命じて日頃かかりつけの渡瀬(わたせ)ドクトルにいつものように来てもらった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
多摩川の渡瀬(わたせ)の砂の水を浅み山葵(わさび)採るべき春ちかづきぬ
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
彼は近所の渡瀬(わたせ)ドクトルに来てもらって、躯を診(み)てもらった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)