“渓橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいきょう50.0%
たにばし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂道となり山陰となり渓橋けいきょうとなり、遠方此方おちこちの風景は迎接げいせついとまなく、かなり長い登りだが道の疲れも忘れてしまう。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
諏訪を出たのは宵だったが、落合川の渓橋たにばしを越えてからはほとんど山道ばかりだった。一の峠は越えたが、まだ先に和田の大峠と大門峠だいもんとうげが、星空に重なっている。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)