渋皮しぶかわ)” の例文
旧字:澁皮
だが、その子供のことは、渋皮しぶかわけた保姆が面倒を見ていた。彼は家に一日以上じっとしていることがどうしても出来なかった。
片隅では、渋皮しぶかわけた娘をつれた母親が眉を釣りあげて怒っていた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「少し渋皮しぶかわけているもんだから無暗に力瘤を入れるぜ」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)