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清潔好
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きれいず
ふりがな文庫
“
清潔好
(
きれいず
)” の例文
彼はそれが
為
(
た
)
めに
清潔好
(
きれいず
)
きな東京の女に嫌はれるかも知れないが、持つて生れた癖だけに平気で
垢塗
(
あかまみ
)
れで通してゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
口惜しかつたと思つたことは、その時ぐらゐのものです。一體に姉は
清潔好
(
きれいず
)
きでしたから、私は姉を悦ばせようと思つて表や庭の掃除をよくやりました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
先生のような
清潔好
(
きれいず
)
きな人が、よくこのむさくるしい
炉辺
(
ろばた
)
に坐って平気で煙草が
喫
(
の
)
めると思われる程だ。
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
清潔好
(
きれいず
)
きのお客のなかには気を悪くする向きもあつたが、近頃は
何
(
ど
)
うした事か、そんな物も余り
掛
(
か
)
け
構
(
かま
)
はなくなつたばかしか、友達の顔を見ると、よくこんな事をいふ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
潔
常用漢字
小5
部首:⽔
15画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“清潔”で始まる語句
清潔
清潔法
清潔係
清潔室
清潔家