“添役”の読み方と例文
読み方割合
そえやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この元禄十三年度の饗応役に、本役には岡部美濃守、添役そえやくには立花出雲守が振りあてられた、と、土屋相模守にいい渡されたとき、出雲守は顔いろを変えた。
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)
一鼓三足いっこさんそくといって、歩度ほど間尺ましゃくがきまっているもんだそうですが、お氷献上の駕籠ゆきは、添役そえやくが袂時計を見ながら、ホイと掛声をかけると、サッサ、サッサと四歩でる。
顎十郎捕物帳:08 氷献上 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
城下奉行と、添役そえやくらは、呼びとめて、一室に迎え
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)