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涪城
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ふじょう
ふりがな文庫
“
涪城
(
ふじょう
)” の例文
そのうえ彼自身、成都を出て、
涪城
(
ふじょう
)
(四川省・重慶の東方)まで出迎えると、車馬、武具、幔幕など、ここを晴と準備していた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葭萌関
(
かぼうかん
)
を退いた玄徳は、ひとまず
涪城
(
ふじょう
)
の城下に総軍をまとめ、
涪水関
(
ふすいかん
)
を固めている
高沛
(
こうはい
)
、
楊懐
(
ようかい
)
の二将へ
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
扈従
(
こじゅう
)
の人数三万、金銀兵糧を積んだ車千余輛、ついに成都を距ること三百六十里、
涪城
(
ふじょう
)
まで迎えに出た。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雒県
(
らくけん
)
の山脈と、往来の
咽喉
(
のど
)
を
扼
(
やく
)
している、
雒城
(
らくじょう
)
の要害とは、ちょうど成都と
涪城
(
ふじょう
)
のあいだに在る。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
第三路は、すなわち隣好の策を立てて、呉をうごかし、両川、
峡口
(
きょうこう
)
に迫らせ、第四路には、降参の蜀将
孟達
(
もうたつ
)
に命じ、
上庸
(
じょうよう
)
を中心とする十万の兵をもって
涪城
(
ふじょう
)
を取らしめます。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
ともかく玄徳は、無事
涪城
(
ふじょう
)
にもどって、張飛から厳顔の功労を聞くと、
金鎖
(
きんさ
)
の
甲
(
よろい
)
をぬいで
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“涪城(涪城区)”の解説
涪城区(ふうじょう-く)は中華人民共和国四川省綿陽市に位置する市轄区。
(出典:Wikipedia)
涪
部首:⽔
11画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“涪”で始まる語句
涪江
涪水関
涪水
涪
涪江江畔