“涪城”の読み方と例文
読み方割合
ふじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうえ彼自身、成都を出て、涪城ふじょう(四川省・重慶の東方)まで出迎えると、車馬、武具、幔幕など、ここを晴と準備していた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
葭萌関かぼうかんを退いた玄徳は、ひとまず涪城ふじょうの城下に総軍をまとめ、涪水関ふすいかんを固めている高沛こうはい楊懐ようかいの二将へ
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
扈従こじゅうの人数三万、金銀兵糧を積んだ車千余輛、ついに成都を距ること三百六十里、涪城ふじょうまで迎えに出た。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)