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涕
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な
ふりがな文庫
“
涕
(
な
)” の例文
安は栄一の止めるのも聞かないで、安静を要する病人を、自分の両腕に抱きあげて、『おい、おい』
涕
(
な
)
いて居る。
死線を越えて:02 太陽を射るもの
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
あゝ はてしもなく
涕
(
な
)
かんことこそ望ましけれ
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
星は汝が耳の核心に薔薇色に
涕
(
な
)
き
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
うわあ うわあと
涕
(
な
)
くなるか
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
夜、うつくしい魂は
涕
(
な
)
いて
山羊の歌
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
“涕(
涙
)”の解説
ナミダ
涙(なみだ、淚、涕、泪、涙液)は、目の涙腺から分泌される体液のことである。眼球の保護が主要な役割であるが、ヒト特有の現象として、感情の発現による涙を流すことがある。
(出典:Wikipedia)
涕
漢検1級
部首:⽔
10画
“涕”を含む語句
涕泣
流涕
水涕
青涕
鼻涕
涕垂
涕汁
涕涙
涕泗
流涕滂沱
破涕
俯首流涕
泣涕流亡
泣涕
歔欷流涕
徬徨涕泣
其涕