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おとづれ
ふりがな文庫
“
消息
(
おとづれ
)” の例文
また汝わが
消息
(
おとづれ
)
をもたらすをえんため、我はベルトラム・ダル・ボルニオとて若き王に惡を勸めし者なるをしるべし 一三三—一三五
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
さては
五二
消息
(
おとづれ
)
をすべきたづきもなし。家も
兵火
(
ひやうくわ
)
にや亡びなん。妻も世に生きてあらじ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
我等の中に汝嘗て見しによりてその
消息
(
おとづれ
)
を世に傳ふるをうる者あるか、
噫
(
あゝ
)
何すれぞ過行くや、汝何すれぞ止まらざるや 四九—五一
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
一〇五
銀河
(
ぎんが
)
秋を告ぐれども君は帰り給はず。冬を待ち、春を迎へても
消息
(
おとづれ
)
なし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
汝若しヴァル・ディ・マーグラとそのあたりの地のまことの
消息
(
おとづれ
)
をしらば請ふ我に告げよ、我は昔かしこにて大いなる者なりき —一一七
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
▼ もっと見る
我曰ふ、恩に背きし
曲者奴
(
くせものめ
)
、いまは汝に聞くの用なし、我汝の
眞
(
まこと
)
の
消息
(
おとづれ
)
を携へゆきこれを汝の恥となさん 一〇九—一一一
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
我彼に、わが汝の
消息
(
おとづれ
)
を
上
(
うへ
)
に齎らすをねがはゞ、見しことを痛みとするは誰なりや我に示しかつ告げよ 九一—九三
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
これらの光の歌もその一なりき、かしこに飛登るべき羽を備へざる者は、かなたの
消息
(
おとづれ
)
を
唖
(
おふし
)
に求めよ 七三—七五
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
われらの中の
最美物
(
いとうつくしきもの
)
なる第五の光は、下界
擧
(
こぞ
)
りてその
消息
(
おとづれ
)
に
饑
(
うゝ
)
るほどなる戀より吹出づ 一〇九—一一一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
“消息”の意味
《名詞》
消 息(しょうそく、歴史的仮名遣い:せうそく、せうそこ)
人や物事の事情・動静。また、それを伝えるもの。
(出典:Wiktionary)
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“消息”で始まる語句
消息子
消息通
消息中
消息文