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浮宕
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ふとう
ふりがな文庫
“
浮宕
(
ふとう
)” の例文
雑色
(
ぞうしき
)
浮宕
(
ふとう
)
の輩がかえって国家の信頼する勢力となった時代に、所謂河原者の輩が所謂オオミタカラなる公民を凌駕して、社会の上位に進んだものの多かるべきことは
エタと非人と普通人
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
奈良朝の頃
神護景雲
(
じんごけいうん
)
三年に、
浮宕
(
ふとう
)
の百姓二千五百余人を陸奥国伊治城に置くとか、平安朝の初め延暦二十一年に、駿河・甲斐以東諸国の浪人四千余人を、陸奥国胆沢城に配置すなどいうことが
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
“浮宕”の意味
《名詞》
浮 宕 (ふとう、旧仮名遣い:ふたう )
(古語)律令制において、不法に本貫(本来の住所)を離れて別の土地に住む者。
(出典:Wiktionary)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
宕
漢検準1級
部首:⼧
8画
“浮”で始まる語句
浮
浮世
浮標
浮々
浮雲
浮彫
浮気
浮木
浮腫
浮上