“浮宕”の読み方と例文
読み方割合
ふとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雑色ぞうしき浮宕ふとうの輩がかえって国家の信頼する勢力となった時代に、所謂河原者の輩が所謂オオミタカラなる公民を凌駕して、社会の上位に進んだものの多かるべきことは
エタと非人と普通人 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
奈良朝の頃神護景雲じんごけいうん三年に、浮宕ふとうの百姓二千五百余人を陸奥国伊治城に置くとか、平安朝の初め延暦二十一年に、駿河・甲斐以東諸国の浪人四千余人を、陸奥国胆沢城に配置すなどいうことが