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浄観
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じょうかん
ふりがな文庫
“
浄観
(
じょうかん
)” の例文
浄観
(
じょうかん
)
は大きい目をしたまま、
黙然
(
もくねん
)
とただ伝吉を見上げた。その顔に現れた感情は何とも云われない
恐怖
(
きょうふ
)
だった。伝吉は刀を構えながら、冷やかにこの恐怖を享楽した。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
(地図参照)伝吉は現在平四郎の
浄観
(
じょうかん
)
と云っているのも確かめた上、安政六年九月
七日
(
なのか
)
、
菅笠
(
すげがさ
)
をかぶり、
旅合羽
(
たびがっぱ
)
を着、
相州無銘
(
そうしゅうむめい
)
の
長脇差
(
ながわきざし
)
をさし、たった一人仇打ちの
途
(
と
)
に
上
(
のぼ
)
った。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
浄
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
“浄”で始まる語句
浄
浄瑠璃
浄土
浄玻璃
浄衣
浄人
浄化
浄瑠璃寺
浄几
浄海入道