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流行感冒
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はやりかぜ
ふりがな文庫
“
流行感冒
(
はやりかぜ
)” の例文
疲れ? へツ、そんな氣取つた
臺詞
(
せりふ
)
は、あつしの書き拔きにはありませんよ、去年の
流行感冒
(
はやりかぜ
)
にやられた時、
葛根湯
(
かつこんたう
)
を一升五合ばかり飮んで、布團を
銭形平次捕物控:278 苫三七の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
亭主が
流行感冒
(
はやりかぜ
)
一つ引いても、まっさきに伝染性なりや否やを医師に
質
(
ただ
)
すような
婦
(
おんな
)
を、貴婦人だって、学者だって、美人だって、
年増
(
としま
)
だって、女房にしていらるるもんか。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さてどうも
娑婆
(
しゃば
)
のことはそう一から十まで
註文
(
ちゅうもん
)
通りには
填
(
は
)
まらぬもので、この二三箇月前から主はブラブラ
病
(
わずら
)
いついて、最初は医者も
流行感冒
(
はやりかぜ
)
の重いくらいに見立てていたのが
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
「さあ、まだ何とも云ってまいりませんが、
流行感冒
(
はやりかぜ
)
でも引いたんでございましょう」
半七捕物帳:04 湯屋の二階
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“流行感冒”の解説
『流行感冒』(りゅうこうかんぼう)は、志賀直哉が1919年に発表した小説。
世界的な流行となったスペイン風邪を題材とした作品であり、2019年以降の新型コロナウイルス感染症の流行(コロナ禍)との類似点が多い。
雑誌『白樺』の1919年4月号に「流行感冒と石」のタイトルで掲載され、1922年の『寿々』(改造社)刊行時に「流行感冒」と改題された。
(出典:Wikipedia)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
冒
常用漢字
中学
部首:⼌
9画
“流行感”で始まる語句
流行感冐