“はやりかぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
流行感冒50.0%
流行風邪37.5%
流行感冐12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亭主が流行感冒はやりかぜ一つ引いても、まっさきに伝染性なりや否やを医師にただすようなおんなを、貴婦人だって、学者だって、美人だって、年増としまだって、女房にしていらるるもんか。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「それが解らないから不思議だよ、かまいたちや流行風邪はやりかぜでないことは確かだが——」
二年洪水が続き、何処どことなく湿気ますので、季候が不順のところから、流行感冐はやりかぜインフルエンザと申すような悪い病が流行はやって、人が大層死にましたところが
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)