“流行事”の読み方と例文
読み方割合
はやりごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流行はやりといえば、能のみでなく、武士も町人も流行事はやりごとに追われている。個人に充実がなく、人々に大きな空虚うつろがあるのだった。歌舞伎風俗だの、無頼漢あそびにん伊達だてが、至上のものに見えた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)