“洞熊”の読み方と例文
読み方割合
ほらくま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤い手の長い蜘蛛くもと、銀いろのなめくぢと、顔を洗ったことのないたぬきが、いっしょに洞熊ほらくま学校にはひりました。洞熊先生の教へることは三つでした。
洞熊学校を卒業した三人 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
洞熊ほらくま先生も少し遅れて来て見ました。そしてあゝ三人とも賢いいゝこどもらだったのにじつに残念なことをしたと云ひながら大きなあくびをしました。
洞熊学校を卒業した三人 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
う納まって見ると、我輩もさながら、洞熊ほらくまか、洞窟どうくつ住人だ。ところでもう寝よう。
楢ノ木大学士の野宿 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)