“泣嗚咽”の読み方と例文
読み方割合
なきじやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母は恥かしい父を子供たちに見せたくないやうに、呆気あつけにとられてゐる皆を促して、泣き泣き家へ帰つた。帰つてから部屋の隅で母はいつまでも泣嗚咽なきじやくつてゐた。
父の帰宅 (新字旧仮名) / 小寺菊子(著)