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泝
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のぼ
ふりがな文庫
“
泝
(
のぼ
)” の例文
たゞ
左右
(
さいう
)
の
斷崕
(
だんがい
)
と
其間
(
そのあひだ
)
を
迂回
(
うね
)
り
流
(
なが
)
るゝ
溪水
(
たにがは
)
ばかりである。
瀬
(
せ
)
を
辿
(
たど
)
つて
奧
(
おく
)
へ
奧
(
おく
)
へと
泝
(
のぼ
)
るに
連
(
つ
)
れて、
此處彼處
(
こゝかしこ
)
、
舊遊
(
きういう
)
の
澱
(
よどみ
)
の
小蔭
(
こかげ
)
にはボズさんの
菅笠
(
すげがさ
)
が
見
(
み
)
えるやうである。
都の友へ、B生より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
泝
漢検1級
部首:⽔
8画