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沼波瓊音
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ぬなみけいおん
ふりがな文庫
“
沼波瓊音
(
ぬなみけいおん
)” の例文
お弟子は随分あるが、世間に聞えてゐる人達には、
生田長江
(
いくたちやうかう
)
、小山内薫、
沼波瓊音
(
ぬなみけいおん
)
、栗原
古城
(
こじやう
)
、山田耕作、岡田三郎助などいふ
顔触
(
かほぶれ
)
がある。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
沼波瓊音
(
ぬなみけいおん
)
氏の「乳のぬくみ」を読むと、その中にオボーと云う虫に就いて、作者が幼い頃の思い出が書いてあった。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
最初
沼波瓊音
(
ぬなみけいおん
)
氏の「俳味」に連載されしが、同誌の廃止後、織田枯山楼氏の「俳諧文学」にその「俳味」に載りしものと共に終結までを連載された所のもので
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
ところが、さういふ風にして一二枚書いてゐるうちに、
沼波瓊音
(
ぬなみけいおん
)
氏が
丁度
(
ちやうど
)
それと同じやうな小説(?)を書いてゐるのを見ると、
今迄
(
いままで
)
の計画で書く気がすつかりなくなつてしまつた。
一つの作が出来上るまで:――「枯野抄」――「奉教人の死」――
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
沼波瓊音
(
ぬなみけいおん
)
氏の句であったか、「入日雲見えしもしばし
皐月雨
(
さつきあめ
)
」というのがあったと記憶する。晴れそうになって晴れぬ状態は、この「しばし」といい「しばらく」という語に尽きるように思う。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
沼
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
瓊
漢検1級
部首:⽟
19画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“沼波”で始まる語句
沼波
沼波利久佐