“治高”の読み方と例文
読み方割合
はるたか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るんはこれから文化五年七月まで、三十一年間黒田家に勤めていて、治之はるゆき治高はるたか斉隆なりたか斉清なりきよの四代の奥方に仕え、表使格おもてづかいかくに進められ、隠居して終身二人扶持にんふちを貰うことになった。
じいさんばあさん (新字新仮名) / 森鴎外(著)
天明元年十一月二十一日に治之が歿し、此年二月二日に養子又八が家を継いで筑前守治高はるたか名告なのり、十月二十四日に病んで卒し、十二月十九日に養子雅之助が又家を継いだのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)