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油売
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あぶらうり
ふりがな文庫
“
油売
(
あぶらうり
)” の例文
旧字:
油賣
荒く触つたと言ふばかりで、その
身体
(
からだ
)
が揺れたとも見えないのに、ぽんと、
笠
(
かさ
)
ぐるみ
油売
(
あぶらうり
)
の首が落ちて、
落葉
(
おちば
)
の上へ、ばさりと
仰向
(
あおむ
)
けに転げたのである。
雨ばけ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
丁
(
ちょう
)
ど、まだ
灯
(
あかし
)
を入れたばかりの
暮方
(
くれがた
)
でね、……其の
高楼
(
たかどの
)
から
瞰下
(
みお
)
ろされる
港口
(
みなとぐち
)
の
町通
(
まちどおり
)
には、
焼酎売
(
しょうちゅううり
)
だの、雑貨屋だの、
油売
(
あぶらうり
)
だの、肉屋だのが、皆
黒人
(
くろんぼ
)
に荷車を
曳
(
ひ
)
かせて、……
商人
(
あきんど
)
は、
各自
(
てんでん
)
に
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“油売”で始まる語句
油売奴