“河沿”の読み方と例文
読み方割合
かわぞい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヴィクトリヤで用をして、テート画館のはた河沿かわぞいにバタシーまで来ると、今まで鼠色ねずみいろに見えた世界が、突然と四方からばったり暮れた。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一昨日より家内および娘とともに宇治川に遊んで河沿かわぞいの宿にとまり翌朝奈良へまかりこして新築の奈良ホテルといふに休み
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)