河土堤かわどて)” の例文
そして結局はどこにもそンな場所が見当らない。どの畦道あぜみちも崩れ、河土堤かわどてのどの辺も、ちかづいてみればとげとげしく肌をき出し、らッ風にらされている、といった工合だった。
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)