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沈金彫
ふりがな文庫
“沈金彫”の読み方と例文
読み方
割合
ちんきんぼり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんきんぼり
(逆引き)
そして、日光に目を慣らしてから、改めて、その矢骨をズーと眺め廻していると、やじり二寸ほど上がったところに、
沈金彫
(
ちんきんぼり
)
で
蚤
(
のみ
)
のような細字。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
買ふうち
頓
(
やが
)
て名代の蕎麥を持ち
出
(
いだ
)
す信濃路一体に
輪嶋塗
(
わじまぬり
)
沈金彫
(
ちんきんぼり
)
の膳椀多しこれ能登よりの行商ありて賣り行くならん大きなる黒椀に蕎麥を山と盛り
汁
(
つゆ
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
というなあ、無銘の方の
小柄
(
こづか
)
には、弦之丞の
印
(
しるし
)
と聞いた三日月紋の
切銘
(
きりめい
)
があり、もう一腰の新藤五の古い
鞘
(
さや
)
には、甲賀
世阿弥
(
よあみ
)
という
細字
(
さいじ
)
が
沈金彫
(
ちんきんぼり
)
に埋めこんでありました。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
沈金彫(ちんきんぼり)の例文をもっと
(3作品)
見る
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
彫
常用漢字
中学
部首:⼺
11画
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