“沈酔”の読み方と例文
読み方割合
ちんすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中世の記録を見ると、公けの御宴会でも淵酔えんずいとか沈酔ちんすいとかって、多くは正体がなくなり、またこのような失敗を演ずる者が、いくらもあったように記してある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
だが朝から晩までまた晩から朝まで飲み続けに飲んで居ることもありますから、その場合には随分彼らも沈酔ちんすいして前後不覚になって居るようなことも随分あります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)