沈木ちんぼく)” の例文
五色の天蓋は目にきらめき、千万の燈明は星に似、沈木ちんぼくのけむりは、幢旛どうばんひるがえるあいだから流れひろがって、数万人の会者のうえに、むらさきの雲をしていた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)