“水藩”の読み方と例文

読み方	割合
すいはん	100.0%

すいはん

いまのままで抛（ほう）っておけば、きっと水藩（すいはん）は滅亡に瀕する。老公のご安全すらおれは疑っているのだ。

梅里先生行状記 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

断じて、おれは否（いな）という。もっと悪くなるかもしれぬ。——また、藤井紋太夫を除いたら、水藩（すいはん）のうちにわだかまっているある分子が活動をやめるかといえば、これも疑わしい。

梅里先生行状記 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

光圀一代で成らねば、わが水藩（すいはん）の業として、世々（よよ）累代（るいだい）にわたっても

梅里先生行状記 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

水	常用漢字 小１ 部首:⽔ 4画
藩	常用漢字 中学 部首:⾋ 18画