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気違
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きちがい
ふりがな文庫
“
気違
(
きちがい
)” の例文
旧字:
氣違
いえ/\
何
(
ど
)
う致しまして、あの孝助ぐらいな
善
(
よ
)
く出来た人間はございません、其の上殿様思いで、殿様の事と云うと
気違
(
きちがい
)
のように成って働きます、年はまだ廿一だそうですが
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
狐狸や、いや、あの、
吠
(
ほ
)
えて飛ぶ処は、
梟
(
ふくろ
)
の
憑物
(
つきもの
)
がしよった、と皆
気違
(
きちがい
)
にしなさいます。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「もし私の気のせいだったら、私はこのまま
気違
(
きちがい
)
になるかも知れないわね。」
影
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
陽気のせいで神も
気違
(
きちがい
)
になる。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見ると少し顔色も変って何だか
気違
(
きちがい
)
じみて居る。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
「そりゃ
気違
(
きちがい
)
だろう」
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“気違”で始まる語句
気違染
気違いだ