“氏政”の読み方と例文
読み方割合
うじまさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時氏輝の同母兄氏政うじまさが三十三だから氏輝は三十歳ばかり、したがって夫人も二十七、八、縮れ髪たっぷりの年増盛りだったでしょう。
所が、天正十六年になって、秀吉が北条氏政うじまさを上洛せしめようとの交渉が始まった時、北条家で持ち出した条件が、また沼田の割譲である。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
いろいろ遠方から気をつかってくる北条氏政うじまさにたいしては、梨地蒔絵なしじまきえの太刀一腰ひとこし与えただけで
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)